悪い戦略とは

ルメルト『良い戦略、悪い戦略』

•空疎である •戦略構造を語っているように見えるが内容がない。華美な言葉や難解な表現を使い、行動な戦略思考の産物であるかのような幻想を与える。

•重大な問題に取り組まない •見えないふりをするか、軽度あるいは一時的といった誤った定義をする。問題そのものの認識が誤っていたら、当然ながら適切な戦略を立てることはできないし、評価することもできない。

•目標と戦略を取り違えている。 •悪い戦略の多くは、困難な問題を乗り越える道筋を示さずに、単に願望や希望的観測を語っている。

•間違った戦略目標を掲げている •寄せ集めの目標、非現実的な目標 •戦略目標とは、戦略を実現する手段として設定されるべきものである。これが重大な問題とは無関係だったり、単純に実行不能だったりすれば、間違った目標と言わざるを得ない。

良い戦略とは

ルメルト『良い戦略、悪い戦略』

•良い戦略は驚きである。 •新たな強みを生み出すこと。 •ほかの組織はどこもそれを持っておらず、かつあたなかが持っているとは予想もしていないだけに、その価値は圧倒的だ。 •良い戦略は、重要な一つの結果をだすための的を絞った方針を示し、リソースを投入し、行動を組織する。 •歴史を振り返っても、このような戦略を持ち合わせている企業はそう多くない。 例 アップル

•強みを発見する。 •多くの良い戦略に備わっている第二の価値は、新たな強みを知り弱点に気づくところから生まれる。 •これまでとは違う視点から、あるいはまったく新しい角度から物事を見直すと、気づいていいなかった強みやチャンス、あるいは弱点や脅威を発見できることがよくある。 •例 ウォルマート

戦略策定の要諦

戦略を野心やリーダーシップの表現とはきちがえたり、戦略とビジョンやプランニングを同一視したりする人が多いが、どれも正しくない。

戦略策定の肝は常に同じであり、直面する状況の中から死活的に重要な要素を見つける。そして、企業であればそこに経営資源、すなわちヒト、モノ、カネそして行動を集中させる方法を考えることである。

リーダーはまさにこの役割を果たさなければならない。